最近はコンプライアンスがうるさくなってきた。社内でも人材育成のためにISOセミナーやコンプライアンス研修が良く行われるようになった。法務部門が主催して実施するのだが、非常に表面的なセミナーで退屈極まりない。法務系に限らず、この手の研修はとにかく資料の文字が多すぎると感じる。法律条文などを引用しなければならないのは理解できるが、ダラダラと法律文言を朗読されるようなセミナーは悶絶の一言である。より効果的なコンプライアンス研修を実施するためのポイントは、受講者の立場に立ってセミナー内容を考えることに尽きると思う(コンプライアンス研修だけではないが)たとえば、独禁法等の研修では、「~してはいけない」という禁止事項を列挙する形で講義を行うが、参加者が知りたいのは、「どこまでならば法律的にセーフなのか」という点に尽きる。現場の実務をあまり知らない法務担当者になればなるほど、条文や法律的な解釈を中心にセミナーを組み立てるが、これでは参加者は退屈するだけだと痛感する。